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住まいの豆知識

畳や襖に持たれている不安や思いちがいを解いて、本当の「畳」と「襖」を知っていただくための読みものです。

襖の豆知識

襖は、日本で生まれた間仕切りです

一名前の由来

「間(部屋)」を臥せる、という意味の「臥す間(ふすま)」から来ています。平安時代、中国から渡ってきた唐紙(からかみ)を張ったことから、「唐紙」とも呼ばれます。

二木と紙でできている

木の骨組みに紙を重ねて張るので、紙と紙の間に空気の層ができます。この層が、夏は涼しく、冬は暖かく保とうとします。

三何度でも張り替えられる

上張りの柄を変えれば、お部屋の雰囲気は大きく変わります(段ボールや発泡材の襖は、ずっと張り替えられるわけではありません)。

四動かして、部屋の広さを変えられる

外せば二つの部屋が一つの大きな部屋に。住まいを上手に使うための、大切な建具です。

唐紙の襖のある和室(仮の写真)
畳コラム

畳の、よくある思いちがい

一新しい畳の土は、汚れ → 大切な「染土」です

新しい畳表に付いている土は、ほこりを落としていない不良品ではありません。「染土(せんど)」といって、い草を乾かすときに表面を覆い、水分をむらなく抜くための、畳表になくてはならないものです。

二畳にはダニが多い → 畳のせいではありません

ダニは畳が好きなのではなく、温度と湿度がちょうどよい所ならどこにでも出ます。対策は換気です。エアコンの除湿や、こまめなお掃除も効きます。

三畳はどれも同じ大きさ → 一枚一枚ちがいます

少しずつちがう部屋の形に合わせて、畳屋がパズルのように合わせて納めています。外したときに別の場所へ入れると、「入らない」ことがあります。

畳のお手入れ

長く、きれいに使うために

一掃除機と乾拭きが基本

畳は濡れた雑巾が苦手です。余分な水分はカビの元になります。ていねいにお掃除するなら、米ぬか拭きがおすすめ。つやが出て汚れにくく、ささくれにくい畳になります。

二畳干しは、布団を干すのと同じ

畳を起こして空き缶をつっかえ棒にし、窓を開けておくだけでも十分です。畳の下にこもった湿気が抜けて、長持ちします。

三家具のへこみは、タオルとアイロンで

家具の跡でできたへこみは、タオルを当ててアイロンをかけると、元に近い状態まで戻ります。

こぼした時のしみ抜き

コーヒー・お茶・お酒・ジュース・しょうゆ・ソースすぐにタオルなどで吸い取り、食塩をかけます。湿ってきたら古い歯ブラシで畳の目に沿ってこすり、掃除機をかけます。
ガムシンナーかベンジンを布に含ませて拭き取ります。目に詰まった時は、布の上からアイロンを当てて柔らかくして取ります。
クレヨン・化粧品住まい用の洗剤を古い歯ブラシに付け、畳の目に沿ってこすり落とし、水拭き・乾拭きをします。
灯油布にアルコールを付けて拭き取り、よく乾拭きします。

ほかの汚れ(インク・フェルトペン・焼け焦げ)のお手入れも、本番ではすべて載せます。

ふすまの特徴

襖の取り扱いのお願い

襖は湿度が高いと湿気を吸い、低いと吐き出す、湿度を整える建具です。自然の素材でできているので、次のようなことが起こりますが、異常ではありません。

  • 雨が続くと、襖紙がゆるむ部屋の湿気をいっぱいに吸った印です。晴れれば自然に戻ります。
  • 色が変わる・茶色い点が出るほこりやカビ、紫外線によるものです。張り替えの時期の目安にしてください。
  • お出かけの時は、襖を閉めて開けて2枚を重ねたままにしておくと、反りの原因になります。
襖と障子のある和室(仮の写真)

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