「間(部屋)」を臥せる、という意味の「臥す間(ふすま)」から来ています。平安時代、中国から渡ってきた唐紙(からかみ)を張ったことから、「唐紙」とも呼ばれます。
木の骨組みに紙を重ねて張るので、紙と紙の間に空気の層ができます。この層が、夏は涼しく、冬は暖かく保とうとします。
上張りの柄を変えれば、お部屋の雰囲気は大きく変わります(段ボールや発泡材の襖は、ずっと張り替えられるわけではありません)。
外せば二つの部屋が一つの大きな部屋に。住まいを上手に使うための、大切な建具です。

新しい畳表に付いている土は、ほこりを落としていない不良品ではありません。「染土(せんど)」といって、い草を乾かすときに表面を覆い、水分をむらなく抜くための、畳表になくてはならないものです。
ダニは畳が好きなのではなく、温度と湿度がちょうどよい所ならどこにでも出ます。対策は換気です。エアコンの除湿や、こまめなお掃除も効きます。
少しずつちがう部屋の形に合わせて、畳屋がパズルのように合わせて納めています。外したときに別の場所へ入れると、「入らない」ことがあります。
畳は濡れた雑巾が苦手です。余分な水分はカビの元になります。ていねいにお掃除するなら、米ぬか拭きがおすすめ。つやが出て汚れにくく、ささくれにくい畳になります。
畳を起こして空き缶をつっかえ棒にし、窓を開けておくだけでも十分です。畳の下にこもった湿気が抜けて、長持ちします。
家具の跡でできたへこみは、タオルを当ててアイロンをかけると、元に近い状態まで戻ります。
| コーヒー・お茶・お酒・ジュース・しょうゆ・ソース | すぐにタオルなどで吸い取り、食塩をかけます。湿ってきたら古い歯ブラシで畳の目に沿ってこすり、掃除機をかけます。 |
|---|---|
| ガム | シンナーかベンジンを布に含ませて拭き取ります。目に詰まった時は、布の上からアイロンを当てて柔らかくして取ります。 |
| クレヨン・化粧品 | 住まい用の洗剤を古い歯ブラシに付け、畳の目に沿ってこすり落とし、水拭き・乾拭きをします。 |
| 灯油 | 布にアルコールを付けて拭き取り、よく乾拭きします。 |
ほかの汚れ(インク・フェルトペン・焼け焦げ)のお手入れも、本番ではすべて載せます。
襖は湿度が高いと湿気を吸い、低いと吐き出す、湿度を整える建具です。自然の素材でできているので、次のようなことが起こりますが、異常ではありません。

見本をお持ちして伺います。お電話は午前8時から午後6時まで(日曜・祝日はお休み)。